え、そっち?!な事件
これは、新年早々の出来事です。 近所のスーパーから帰って来た末娘が息を荒げながら、 ねぇ!!! 今ね、アパートの階段で〇号室のおばさんに会ったの! すごく泣いてて、 もう、立ってられない、って感じで、 おばさん、両脇を人に抱えられながら階段、降りてきたの。 どうしたんですか? って聞いたら、 甥っ子が、銃で頭を打たれて、病院に運ばれたんだって! 今から、その病院に行くんだって。。。! と言ってきました。 えぇぇぇぇぇ!! 〇号室のおばさん、とは、廊下を挟んだ我が家の斜め前の部屋の住人です。 そして、なんと、銃で撃たれたという甥っ子は、そのおばさんの隣に住んでいる子です。 すなわち、甥っ子くんは、我が家の廊下を挟んだ目の前の部屋の住人なのです。 その甥っ子くんとは、年にして二十歳前後。 アパートの階段ですれ違う時はいつも挨拶をしてくれる子で、 私が重い荷物を持って階段を上がっている時などは、 さっと手伝って運んでくれたりする子でした。 そんな優しい彼のことを思い出し、 心から無事を祈りました。 ブラジルでは殺人が日常茶飯事という現実 私がブラジルに来たばかりの頃、 夫(当時)と街を歩いている時に、 夫が、夫の幼馴染とバッタリと出会ったことがありました。 しばらく昔話で盛り上がった後、 そういえば、お兄さんはどうしてる?元気? と幼馴染が聞いてきました。 お兄さんは病気で亡くなったため、 元夫は、 亡くなったんだ。 と答えました。 そこで放たれた幼馴染の言葉が、 当時の私にとって、とても衝撃的なものでした。 え?お兄さん亡くなったの? 病気?それとも殺されたの? !!! 殺された??!! なに、それ?! 日本なら、 病気?それとも事故?って聞くけど?! この時はじめて、 ブラジルは日本で交通事故にあうのと同じ感覚で、 殺される、ということが起きているという現実を知ったのです。 ブラジルで横行する携帯電話を狙った強盗 ブラジルでは携帯電話を狙った強盗が相次いでいます。 携帯電話自体が欲しいのはもちろん、 その中にある銀行のアプリからお金を奪うのが目的です。 その対処方法としては、 道端で携帯電話を出さない、 強盗に会ったら、ぜったに逆らってはいけない、 この2点です。。。 この甥っ子君も携帯電話強盗に会って、抵抗しちゃったのかな、きっと。。。 そう、娘た...